妄想は永遠の正義

ドラマやアニメの感想記事をメインに、雑多なことを書き綴っています。

【陸王ドラマ・第1話のネタバレ感想】~100年続く足袋屋の生き残りを賭けた挑戦~

f:id:skyhigh1466:20171030231337j:plain

 

みなさん、こんにちは。
「妄想は永遠の正義」のオーナー御園そら(@sky_high1466)です。

 

f:id:skyhigh1466:20171216202918p:plain

 

 

陸王とはどんな作品なのか

 

「陸王」は直木賞作家の池井戸潤さんが書いた作品です。

 

集英社発行の「小説すばる」で、

2013年7月号から2015年4月号まで連載されていて、

2016年7月10日に単行本として発売されました。

 

今年の10月15日からドラマとなって、

TBS系列のテレビ局で、毎週日曜の夜9時に放送されています。

 

埼玉県行田市にある小さな足袋製造業者「こはぜ屋」の社長が、

会社の命運をかけて、マラソン選手が使うランニングシューズを作る物語です。

 

陸王・第1話のみどころと視聴率

 


早分かり『陸王』 4分23秒でわかる第1話SPダイジェスト! 大好評シーンがてんこ盛り! 竹内涼真 激走!!【TBS】

 

TBSの日曜劇場は代々名作が出る枠なのですが、

この「陸王」は大ヒットドラマ「半沢直樹」と同じスタッフが制作しています。

 

そのためか善悪がはっきりしていて、

ストーリーもわかりやすくできています。

 

かなり「熱い話」なので好き嫌いは分かれそうですが、

私はすごく気に入りました。

 

 

★第1話の視聴率は「14.7%」でした

 

陸王・登場人物紹介

 

 

陸王・第1話のあらすじ

 

 埼玉県行田市に「こはぜ屋」という小さな会社があった。

そこは100年続く老舗で着物の足袋を生産していた。

 

f:id:skyhigh1466:20171030231525p:plain

 

しかし時代の変遷に伴って、足袋の需要は年々減って行った。

 

かつては200人の従業員を抱え、

年商350万(現在の金額に換算すると70億円)もの売り上げがあったが、

現在のスタッフはわずか20名しかおらず、

その平均年齢は57歳という状況だった。

 

「こはぜ屋」の4代目社長である宮沢紘一(役所広司)は、

そんな会社を守ろうと日々奮闘していた。

 

ある日のこと。

 

業務用の古いミシンが壊れた。

従業員の女性たちは仕事にならず困惑した。

 

紘一は顧客から「どうしても足袋が必要だ」と言われ、

なんとか納期に間に合わせようとするのだが、

古いミシンは特殊な部品を使っているため、修理が難しかった。

 

紘一はすでに倒産した三重県桑名市の足袋製造工場に向かった。

 

彼は廃墟となったゴミの山から同じミシンを見つけ、

大急ぎで自分の工場に戻った。

 

しかし肝心の納期には間に合わず、大きな損害が出てしまった。

 

さらに別のところに納品した足袋からは検針漏れが発覚し、

大手のデパートには取引を減らされるなど、

「こはぜ屋」の経営状況はどんどん悪化して行った。

 

会社の運営資金も底をつきはじめ、切羽詰った紘一は、

メインバンクである埼玉中央銀行の坂本(風間俊介)に融資を相談する。

 

すると坂本は新規事業を開拓することが、

「こはぜ屋」の今後にとって良いことなのではないかとアドバイスした。

 

坂本の言葉に何かを感じ取った紘一は、

娘の茜(上白石萌音)に頼まれた靴を取りにいった店で、

変わったランニングシューズに注目した。

 

それはビブラム社が製造した「ファイブフィンガーズ」というもので、

足袋にその構造が良く似ていた。

 

紘一は昔のマラソン選手が、足袋をはいて走っていたことを思い出す。

 

彼は坂本の知人のランニングインストラクター有村(光石研)に会い、

人間の本来の走法である「ミッドフット着地」のことを教えられた。

 

「ミッドフット着地」とは膝に負担がかからず、

ランナーが故障しにくい走法だという。

 

足袋のようにソール(靴底)が低いシューズだと、

「ミッドフット着地」が実現できると有村は言った。

 

紘一はそれこそが「こはぜ屋」を再生させる切り札になると確信し、

足袋作りの技術を生かしたランニングシューズを作ろうと決意した。

 

新規事業の立ち上げには膨大な資金がかかるため、

「こはぜ屋」専務の富島(志賀廣太郎)は猛烈に反対したが、

紘一は脇目も振らずに邁進した。

 

そして現場のリーダー格のあけみ(阿川佐和子)をはじめ、

縫製課の女性従業員が一丸となって協力し、

ランニングシューズの試作品第一号を作り上げた。

 

しかし銀行からの融資はなかった。

それは「こはぜ屋」が新規事業での実績がゼロだったからだ。

 

そんななか。

 

紘一は有村から、

愛知県豊橋市で国際マラソンのレースがあることを知らされる。

 

就職活動が上手くいかず、苛々する息子の大地(山崎賢人)とともに、

彼はレースを見に行った。

 

f:id:skyhigh1466:20171030231838j:plain

 

そこには箱根駅伝で活躍したダイワ食品の茂木裕人(竹内涼真)と、

アジア工業の毛塚直之(佐野岳)がいた。

 

茂木はもともと野球選手だったが、肘の故障でプレイできなくなり、

大学に入ってから陸上に転向したランナーだった。

 

毛塚とは箱根駅伝の時から、ライバルとしてしのぎを削る仲だ。

 

レースがはじまり、茂木と毛塚がトップを争う展開になった。

茂木はスパートをかけて、このまま優勝するかと思われた。

 

ところが終盤の40キロ付近に差し掛かった時、

茂木に思わぬ悲劇が降りかかってしまうのであった-

 

陸王・第1話の感想

 

池井戸潤さんが書かれた原作は未読なんですが、

第1話からがっつりと心をつかまれましたね。

 

「こはぜ屋」は創業100年という素晴らしい歴史を持ちながら、

足袋の需要が減ったために、会社が経営難に直面してしまいます。

 

その傾いた家業をどうにかして立て直そうと、

主人公の紘一が奮闘するんですが、

銀行は貸し渋りをするわ、大手シューズメーカーは邪魔をするわで、

どんどんピンチに追い込まれてゆきます。

 

ついには銀行から従業員のリストラを提案されてしまい、

普段は温厚な紘一もさすがに怒りました。

 

この展開はものすごくベタではあるんですが、

役所広司さんはじめ、キャストの皆さんの演技が上手なので、

見ていて涙が止まりませんでした。

 

「なんで小さな会社をここまでいじめるのよ!」と憤慨しましたね。

 

しかも「こはぜ屋」の建物の雰囲気やアイテムは、

私にとってすごく懐かしい感じがしたんですよ。

 

実は私の母方の祖父が、製糸工場を営んでいたことがあったんですが、

偶然にも「こはぜ屋」と同じ様な作りだったんです。

 

劇中に出てきた古いミシンもよく似ていました。

母が若い頃に使っていたのを見たことがあります。

 

もうこれだけでも泣けてくるんですが、

大好きな駅伝と物語がリンクしているのが、素敵すぎます。

 

だって駅伝というのは、人生の縮図のような競技じゃないですか。

 

平坦なコースばかりじゃないですし、

どんなアクシデントが起こるかもわかりません。

 

ゴールに到着するまで結果がわからないというのは、

まさに生きることそのものですよ。

 

ですから、お正月の駅伝は大いに盛り上がるんです。

 

紘一の味方だった埼玉中央銀行の坂本が左遷されましたが、

行き先は「前橋支店」になっていました。

 

島流しなどど揶揄されていましたが、とんでもありません。

 

「前橋」は毎年元旦に開催されるニューイヤー駅伝の舞台なんですよ。

群馬県庁の前には、箱根駅伝で活躍した大スターがたくさん集まります。

 

平凡で特徴のない町なんですが、

ニューイヤー駅伝で全国中継されると、すごく嬉しいです。

 

「前橋」は私の愛する故郷ですから。

 

地元が関わってくるドラマとなると、

ますます張り切って感想を書きたくなりますよ。

 

今週の名言:宮沢紘一(役所広司)

 

 

f:id:skyhigh1466:20171120110008p:plain

 

これはタスキです。

常に新しいことに挑戦する、その魂が受け継がれている。

技術が進歩した今なら実現できるかもしれない。

そう簡単にリタイアはできない。

誰か一人欠けても、ゴールすることはできないんです。

 

(非情なリストラを提案する埼玉中央銀行の大橋に言った台詞)

 

 

代々の伝統を受け継ぐというのと、

駅伝のタスキ渡しは似ているのでしょうね。

小さな会社がチームプレイでがんばる姿はすごく好感が持てます。

 

埼玉中央銀行の大橋は悪そうな人に見えますが、

彼は彼なりに「こはぜ屋」の行く末を考えて人員整理を提案したんです。

企業経営でもっとも頭の痛いのは、社員に支払う「人件費」ですから。

 

会社を大きく改革する際には、

そこから手をつける事業者がほとんどです。

 

でも大橋は坂本のように柔軟な対応ができないので、

紘一を怒らせることになってしまいましたね。

 

しばらくは「こはぜ屋」にとって厄介な存在になると思いますが、

いつか味方に変わってくれるような気がします。

 

今週の素敵な台詞をまとめてみました

 

紘一以外の台詞もたくさんあります。

気になる方はぜひお読みください。

 

www.soralogue.com

 

こちらもおすすめです

 

www.soralogue.com

 

www.soralogue.com