妄想は永遠の正義

ドラマやアニメの感想記事をメインに、雑多なことを書き綴っています。

【陸王ドラマ・最終回のハイライトシーン】~フェリックス御園丈治編~

f:id:skyhigh1466:20171227152514p:plain

 

「陸王」を見ていた視聴者の中には、

この御園丈治を嫌いという人も多かったのではないでしょうか。

 

www.soralogue.com

 

www.soralogue.com

 

私は原作(未読)のネタバレをネットで知ってしまったので、

「悪役ではない」ということは早くからわかっていましたが、

ドラマではアトランティス寄りな雰囲気がかなりあったので、

「味方」だとわかるまではヤキモキさせられました。

 

それだけ修造さんが御園になりきっていたということですが、

彼のお父様は映画会社の東宝の社長で、お母様は元タカラジェンヌなんですよ。

 

社長の雰囲気はお父様から、

演技力はお母様から学んだのかも知れませんね。

 

 

陸王・キャスト一覧

 

 

陸王・最終回の御園1(アトランティス小原との会食)

 

断った?

ええ、啖呵(たんか)を切られましてね。

なんと、愚かな・・・フェリックスからの誘いを断るとは。

お役に立てず申し訳ありません。

いいんです。
しかし、これで終わりですな・・・あの足袋屋も。

それはどうでしょうか?
案外しぶといかも知れませんよ。
あの宮沢社長は。
小原さんもそれがわかっているから、
わざわざ私に連絡してきたんでしょう?
弊社がこはぜ屋を買収した暁には、
シルクレイをRⅡの素材として、
独占提供して欲しいと言われたのも、
本心は陸王を警戒してのことじゃないんですか?

はははは・・・
われわれがあんな連中をまともに相手にするとお思いですか?
勘違いしてもらっては困る。

そうですか。
私は大真面目に「こはぜ屋さんを欲しい」と、
思っていたんですけどね。
しかし、あなたも勘違いをしていらっしゃる。
いろいろと検討を重ねましたが、
認知度が高くともここ数年、販売数が横ばいのRⅡより、
未知数でも伸びしろのある陸王のほうに、
私は可能性を感じています。
仮にこはぜ屋さんを買収していたとしても、
あなた方と取引するつもりはございませんでした。

・・・・・

次があるので、ここで失礼いたします。

 

御園、小原と別れて車に乗る

 

関口。

はい。

先日の件、早急に社内の根回しを頼む。

かしこまりました。

 

陸王・最終回の御園2(こはぜ屋に融資を提案)

 

先日は失礼いたしました。

いえ、こちらこそ。

宮沢社長、先日の件、私にひとつアイデアがあります。

・・・ということは、
フェリックスはわれわれを、
支援してくださるということですか?

はい。
まずはシルクレイ製造機の設備資金として、
3億融資します。
そのあとは弊社の製造計画に見合った分の、
シルクレイを御社に発注します。

それは、つまり・・・

業務提携ということです。
ただし融資した3億円の返済期限は5年です。

5年!たった5年で3億を返せっていうんですか!?

最初の3年間は弊社からの発注を保障しましょう。
その間はうちの取引だけでも、
返済できると思っていただいて結構です。

そのあとの2年は・・・

一切の保障はありません。
弊社が発注を保障している3年の間に、
御社の経営基盤を固めていただきたい。
3年経ったのち、
うちがどの程度発注するかはわかりません。
仮にうちからの発注がゼロになったとしても、
返済できるような業績をそれまでにあげていただきたい。

もし5年で3億を返済し切れなかった場合は・・・

こはぜ屋さんには、
うちの傘下に入ってもらうことになります。

借金のかたに買収されるということですか。

ちょっと待ってください。
もしその3年後に返済できなかった場合、
銀行から融資を受けて、
御社に返すことも可能だと思うんですが・・・

もちろん、それならそれで構いません。
もし、融資を受けられるのなら。
とにかくうちは少なくとも3年間、
このシルクレイを使った商品を売ってみたい。
でも、売れるかどうかはわからない。
うちだって相応のリスクを取ります。
こはぜ屋さんにもそれなりのリスクを取っていただきたい。
それがビジネスというものではありませんか?
リスクのないところにビジネスはない。

 

陸王・最終回の御園3(ダイワ食品をバックアップ)

 

いよいよ、オリンピックへの第一歩ですね。

あなたに支援していただいてるおかげですよ、御園さん。

 

私が御園に参った理由

 

最初はコメディキャラのような修造さんが御園をやると知って、

すごくがっかりしちゃったんですよね。

 

同じ池井戸作品に出演済みの俳優さんが妥当だと思っていたので、

ドラマのイメージが破壊されることを心配しました。

 

でも、御園の初登場シーン(陸王・第7話)を見たとき、

私のハートに電撃が落ちてしまったんです!

 

www.soralogue.com

 

f:id:skyhigh1466:20171227180342j:plain

 

空港のロビーを闊歩する御園は、私の尊敬するOさんにソックリでした。

あの修造さんがここまで変わるとは、本当に驚きましたね。

 

www.soralogue.com

 

それだけでも御園のアドバンテージは高くなりましたが、

さらに「最悪の状況からトップに上り詰めた」というエピソードと、

「ダークで頭の切れる合理主義者」というキャラ設定がなされたので、

はじめに推していた大橋融資課長をあっさりと抜いてしまったんです。

 

www.soralogue.com

 

www.soralogue.com

 

もちろん、大橋融資課長のツンデレぶりも好きなんですが、

御園はいつもの修造さんと180度違うイメージですから、

「ギャップ萌え」にやられてしまったのかも知れません。

 

 

 

陸王は最終回だ。

見てみろ!

太陽は沈んだ。

最終回、陸王は終わるわけじゃねえよ。

1話から10話。

君はこの沈んでる間すべてのストーリーを注入したんだよ。

そう、君は陸王だ。

いいか、10話を見て、また昇って来い!

 

 

御園役がクランクアップしたあと、

修造さんはこのメッセージを私たちに送ってくださいましたが、

すごくカッコいい名言じゃないですか。

 

www.shuzo.co.jp


修造さんのサイトには陸王での撮影秘話などが書かれていますが、

御園はまさに「はまり役」だったと思います。

 

なぜ御園はこはぜ屋の味方になったのか?

 

御園の狙いは飯山が開発した「シルクレイ」でした。

 

だから最初は飯山から直に使用許可をもらおうとしたんですが、

それができなかったので「こはぜ屋」ごと買おうと考えたんです。

 

ところが紘一との話し合いは平行線に終わってしまい、

両者の関係は終わってしまったかと思われました。

 

「陸王」の最終回で、

「御園が心変わりしたシーンがない」と指摘した方がいましたが、

もともと彼はクールで、感情を表に出すようなキャラではないんですよ。

 

そんな御園が第9話で紘一に対して怒りを露わにしたのは、

「シルクレイ」という素材に魅力と将来性を感じていたことと、

「こはぜ屋」という小さな会社に好印象を抱いていたからなんでしょうね。

 

つまり御園は「こはぜ屋」を気に入っていたんです。

 

それなのに自分の案に対して「NO!」と言われたんですから、

切れてしまうのは無理もないですよ。

 

(あと中の人が修造さんですから、できるんですか?はNGワードです)

 

紘一は買収案で提示された条件が非常に良かったので、

御園が自分たちの味方だということはわかっていました。

 

真面目で嘘をつかない男に見えますしね。

 

ただ御園は鉄壁の合理主義者なので、

もし紘一が自分の意に沿わない経営方法を実行したり、

フェリックスに損失を与えるような事態になれば、

「こはぜ屋」が潰されてしまう可能性があったんです。

 

100年続いてきた暖簾を手放すことは、

宮沢家にとっても「こはぜ屋」の社員にとってもできないことなので、

紘一は勝負服のはんてんを着て、御園に揺さぶりをかけました。

 

もう結構!
この話はなかったことにしましょう。
御社はたいへんなチャンスを逃したことになりますよ?
後悔しても、そのときは遅い!

・・・・・

失礼する!

馬鹿にしないでくれ!
確かにうちには設備投資する資金は今はない。
ですが、シルクレイを供給してほしいというニーズは、
他にも必ずあるはずです!
あなたがここまで欲しがったことが、
その何よりの証明だ!
それをわれわれは必ず探し出します。
そのとき後悔されるのはあなたのほうだ!

 

(陸王・第9話から)

 

御園は「なかったこと」にするつもりはまったくなく、

紘一との話し合いが物別れに終わったときのことは、

きちんと考えていたでしょう。

 

それが「3億を融資するが5年で返せなければ買収する」という案でした。

 

最初の条件よりはるかに厳しくなってしまいましたが、

結果としては丸く収まることができたんですよ。

 

紘一はフェリックスからの融資をもとに、

「こはぜ屋」の事業規模を大幅に拡大しました。

 

メインバンクを東京中央銀行に変えるなど、

なかなかやり手の社長なんですね。

 

もしかしたら数年後の「こはぜ屋」は、

海外進出を果たしているかも知れません。

 

御園がダイワ食品を支援したのは、

「こはぜ屋」が応援する茂木選手が優勝したからですね。

 

彼はしっかり「豊橋国際マラソン」の中継も見てました。

 

御園は非情な敏腕社長でどこか冷たい感じに見えますが、

本当はものすごく熱いものを持った人なんだと思います。

 

だから私は、惚れてしまいました!

 

「陸王」に続編や映画化があるかはわかりませんが、

フェリックスの御園社長には引き続き登場してほしいですね。

 

www.soralogue.com