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【99.9 刑事専門弁護士 SEASONⅠドラマ感想】第8話

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こんにちは。御園そら(@sky_high1466)です。
1月14日から「99.9-刑事専門弁護士ー」の続編がはじまるので、
今週は2016年に放送されたSEASONⅠの感想を書きます。
古いドラマですが、しばしお付き合いくださいね。

 

★SEASONⅡの公式サイトはこちらです

 

www.tbs.co.jp

 

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前回の感想

 

www.soralogue.com

 

登場人物紹介

 

深山大翔(みやまひろと)

演:松本潤(幼少期:森田愛蓮)

お金にならない事件ばかり引き受ける貧乏弁護士。

才能を買われて大手の斑目法律事務所にスカウトされた。

考えを整理するときは必ず料理をする。

 

佐田篤弘(さだあつひろ)

演 :香川照之

元は東京地方検察庁の検事。

裁判に勝つことにとてもこだわる。

無類の競馬好きで恐妻家。

 

立花彩乃(たちばなあやの)

演:榮倉奈々

東大法学部出身のエリート弁護士。

民事事件を扱っていたが斑目の指示で深山につく。

プロレスおたくという意外な一面を持つ。

 

明石達也(あかしたつや) 

演:片桐仁

深山とはくされ縁のパラリーガル。

20年間にわたって司法試験にチャレンジするが全敗中。

 

藤野宏樹(ふじのひろき)

演:マギー

立花をサポートするパラリーガル。

双子の娘を持つ温和な男性。

 

戸川奈津子(とがわなつこ)

演:渡辺真起子

佐田をサポートするパラリーガル。

ドライな女性で実務能力はピカイチ。

 

志賀誠(しがまこと)

演:藤本隆宏

主に企業法務を担当する弁護士。

佐田に仕事を持っていかれたため対立する。

 

落合陽平(おちあいようへい)

演:馬場徹

志賀と同じく企業法務を担当する。

プラモデル検定2級などの資格を持つ。

 

丸川貴久(まるかわたかひさ)

演:青木崇高

東京地方検察庁の検察官。

深山とは法廷でしばしば戦うことに。

 

佐田由紀子(さだゆきこ)

演:映美くらら

佐田の妻で専業主婦。

美人だが肝の据わった性格で笑いながら怒る。

 

坂東健太(ばんどうけんた)

演:池田貴史

居酒屋「いとこんち」の店主で深山の従兄弟。

深山の過去を知る数少ない人物。

 

斑目春彦(まだらめはるひこ)

演:岸部一徳

班目法律事務所の所長。

飄々とした人物で洞察力に長けている。

 

大友修一(おおともしゅういち)

演:奥田瑛二

東京地方検察庁検事正。

高等検察庁の検事長になろうと野心を持つ。

 

第8話のあらすじ

 

斑目法律事務所に警察官がやってきて、

なんと深山(松本潤)が殺人容疑で逮捕されてしまいました。

 

突然のことに驚く佐田(香川照之)や立花(榮倉奈々)たちですが、

深山は検察官から取調べを受けても飄々として、

逆に彼らを使って事件の再検証を行いました。

 

被害者は鈴木(林泰文)という男性だったのですが、

深山とあるレストランで食事中に毒殺されたのです。

 

2人はサーモンのカルパッチョを食べていたのですが、

味が薄かったため深山は持参しているソースをかけようとしました。

 

すると鈴木は「私にもかけてほしい」と言って皿を出し、

深山がソースをかけると美味しそうに食べたのでした。

 

ところが程なくして鈴木は苦しみだし、床に倒れてしまいます。

そこへ隣の席にいた男がやってきて彼を介抱しました。

 

しかし鈴木は死んでしまい、事件の状況から深山が疑われたのでした。

 

深山は防犯カメラの映像を見ていて、

隣の席の男の動きがおかしいことに気づきました。

 

倒れた人間を介抱するのに最短距離で近づいていなかったからです。

 

さらに明石(片桐仁)たちが調べて行くと意外なことがわかりました。

隣の席の男は黒川(綾部祐二)といって、

深山が3年前に担当した事件の被告人・岩下(夏菜)の恋人でした。

 

岩下は自分をいじめていた会社の同僚を階段から突き落とし、

傷害罪で起訴されたのですが、黒川は彼女をかばう証言をしていました。

しかし深山はそれを採用しなかったため有罪になり、

岩下は根に持って深山を恨んでいたのです。

 

深山が黒川の証言を採用しなかったのは、

黒川に結婚詐欺と振込め詐欺の前科があることと、

岩下が事件を起こした当日に彼が仕事をしていたからでした。

 

さらに黒川はレストランで死んだ鈴木から借金をしているという、

意外なつながりもありました。

 

深山は岩下たちにはめられた可能性が高かったのですが、

担当検事の三浦(野間口徹)は鈴木を殺す動機があったと言います。

 

それは深山の父が25年前に殺人容疑で捕まった過去があり、

鈴木はそのことで深山を脅迫しようとしていたからでした。

 

佐田は斑目(岸部一徳)に「このことを知っていたんですか?」と尋ねますが、

斑目は教える必要がないから黙っていたと答えました。

しかし、深山の父は冤罪であったと語るのでした。

 

そんななか。

 

佐田の要請で事件の調査に協力した落合(馬場融)が、

鈴木の会社に大きな損失があると言いました。

 

事件の真相がわかりかけてきた佐田は立花を連れて、

全てを知る岩下に会いに行きます。

 

深山に恨みを持つ岩下は法廷での証言を拒否しますが、

佐田の懸命な説得によって、証人になることを決意するのでした。

 

第8話の感想

 

主人公が殺人事件の容疑者になるとはビックリですが、

「金田一少年の事件簿」でも同じケースがありましたね。

 

ちなみに松本潤さんは、

2001年に放送されたドラマで金田一少年の役をやっています。

 

さて、今回の話ですが、

過去に弁護した依頼人が恨みを持って復讐に及んだという、

なんとも怖いエピソードでした。

 

確かに事実が明らかになるというのは、いいことばかりではなく、

ときに不幸になってしまうこともありますが、

嘘で塗り固めた幸せというのは簡単に崩れると思います。

 

善良そうに見えた被害者も一枚噛んでいたというのは、

まさかの展開でしたね。

 

彼が少しだけ毒を飲んで、

深山を脅迫するというシナリオだったんですが、

真犯人の黒川が介抱する振りをして、致死量の毒に摩り替えてしまいました。

 

黒川は鈴木に多額の借金があったので踏み倒そうと思い、

岩下は深山に恨みがあったので、互いの利害が一致したんですよ。

 

この人たち、本当に不幸の塊ですね。

 

人間はいちどダークサイドに堕ちると、

そこから這い上がるのは本当に難しいのでしょうが、

欲望や恨みに振り回されることなく、

ちゃんと生きることができれば良かったのに・・・と思います。

 

このドラマは犯罪者視点で見ると、いろいろ考えさせられますね。

 

でも今回は、随所に三国志ネタが登場したのが面白かったです。

 

『では早速、本題に入ります。

半年前、うちが顧問を務める通信販売会社ソンケンと、

電機メーカーソウソウで情報漏えい事件がありました。

ハッキングして情報を盗んだ犯人は、まだ捕まっていません』

 

これは佐田が岩下に会ったときに言った台詞ですが、

「ソンケン=孫権」「ソウソウ=曹操」なんですよね。

 

また深山の父の事件で出てきた地名に定軍山(三国志に出てくる地名)があり、

女子高生が通っていた高校の名前は有名武将と同じでした。

 

被害者の鈴木の会社の名前は「SKRコウメイ金融」と言いました。

 

もしかしたら、脚本家の方かスタッフに三国志ファンがいて、

こういう小ネタが盛り込まれたのかも知れません。

 

深山が謎を解いたときにつぶやくギャグ

 

そこのポケット、ポケットすんじゃない!

 

拘置所にいる深山のもとに斑目が来たんですが、

防犯カメラの詳細な映像を見て、深山は真犯人のトリックに気づきました。

ポケットに薬物のビンを隠していたという、

すごくシンプルなものだったので、逆にわかりづらかったです。

 

印象に残ったフレーズ:佐田篤弘

 

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あなたは先ほど、何が望みですかと聞かれました。
こちら側の望みは来たる深山の裁判で弁護側の証人として、
証言台にあなたに立っていただくことです。
深山は当時、黒川さんに実際に会って話を聞きました。
その上で、あなたへの彼の証言を断りました。
3年前、例えば私があなたの弁護人だったら、
その証言を採用していたかも知れない。
ただもしそれで、あなたが無罪になったとして、
それがあなたの人生を狂わせないことになったのかと問われれば、
それは私にはわかりません。
私は依頼人のその後の人生には、残念ながら興味はありません。
でも、深山は違うんです。彼は事実を曲げることができないんです。
それも弁護士のあり方のひとつだと私は思っています。
あなたいま、深山という男に人生を狂わされたと仰いましたよね?
あなたは、その深山に同じ仕返しをして、
彼の人生を狂わせて、
あなた自身もその狂わされた人生を歩んでゆくこともできます。
一方で深山という人物を救って、
いまこの瞬間から太陽の真下で正々堂々と生きることもできます。
あなたはどっちの人生が好きですか?
岩下さん、一人の男の冤罪を晴らすことができるのは、
あなたしかいないんです。

 

 

このドラマの主演は松本潤さんなんですが、

香川照之さんはしばしば良い感じの台詞を放ってきます。

 

岩下は深山に「人生を狂わされた」と思っていたので、

最初は証人になることを拒否するんですが、

佐田の懸命な説得で事件の真相を法廷で話しました。

 

最後には深山にきちんと謝罪もできました。

 

人間、恨みつらみに心を引きずられることもありますが、

そういったマイナス感情からは幸せが生まれることは絶対にありません。

 

佐田はそれを淡々と岩下に教えたんですよ。

 

またラストで深山の弁護を佐田に頼んでいた明石が、

多額の報酬を払えないと騒いだんですが、

佐田は「今回だけだ」といって、その請求書を破り捨てました。

 

香川照之さん、かっこいい!

 

もともと彼は気に入っていた俳優さんですが、

このクールで熱いヒーロー振りを見て、惚れ直してしまいましたね。

 

余談ですが、私の18歳年上の夫は、

香川照之さんに似ているとよく言われます。

 

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★このドラマは2016年6月5日に放送されたものです

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ではまた、次の記事でお会いいたしましょう。